2014年 08月 16日
アニメ花物語全5話一挙放送・視聴完了 |
アニメ物語シリーズ・セカンドシーズン、「花物語」の5話一挙放送を視聴しました。
BS11で見たので、1時間遅れのニコニコではまだ放送中でしょうが、きっとこれを書き終える頃には23時も回ると思うので、構わず感想文を書きます。
というか、ネタバレ要素を考えるならというのと、文章がきっと長くなるであろうことから、「more」の機能を使いますか。初めてですね。今までイマイチ使い方知らなかったから、使わなかったけど。
そんで、感想に入る前に、CM出会った事を「備忘録」として。
9月19日「続・終物語」発売、初回生産には10月発行の新シリーズ「掟上今日子の備忘録」の何かちょっとアレが入ってるそうで。おきてがみきょうこ、相変わらずのネーミングですねぇ。続終は、チラ見だったから詳しい事は忘れたけど、例の575に「育ち続ける」ってあった気がするので、老倉さんの登場があります……かね? 楽しみですね。
あとは9月19日にヒロイン本・神原駿河が同日発売です。
それから9月3日、西尾維新対談集 「本題」が発売。
この秋はいっぱい本が出ますね。
さてさて、花物語ですが、全5話というのは、30分を5本でCMもいっぱい挟みながら2時間半だと思ってたけど、ぎっちぎちに詰めまくって2時間で放送だったんですね。タイトルの「するがデビル 其乃壱」みたいなのは出てたけど、OPとEDは省略されて、最初と最後の1回ずつしか流れなかったのが残念。これは円盤で何回も見るしかないっすね。まあ、今までの奴に例えるならば、猫物語(黒)「つばさファミリー」の時に近い形態でした。
そのOP,EDですが、今までにない新機軸? それとも円盤ではいつも通りになるのかな? いつもならOPがヒロインの歌ですが(貝木もヒロイン)、今回はOPが河野マリナさんのしるし(漢字忘れた)で、あれ? ってなりました。あれ? 駿河……沢城……違っ……おっ、あっこれはアレ、おー、おおー。みたいな。それで代わりにEDが駿河の歌で、歌と映像といずれも、というか両方合わせて、素晴らしいと思いました。
私が一番注目してたのは、各キャラクタの容姿や服装の変化。駿河の神は伸びるし、扇ちゃんは扇くんだし、阿良々木先輩は原作中で「オーケストラの指揮者」とか形容されていましたっけ。それらをどう描いてくれるだろうかと思ってました。駿河や扇くんは概ね予想通りの許容範囲内。阿良々木先輩はまあ、うん、あり。多分その内慣れる。人は何にでも慣れてしまうからね、慣れることにすら慣れてしまうのかも、ってのは、病院坂先輩あたりの台詞だったかな? あとは、細かいところで言うと、火憐ちゃん。電話先でしか登場場面がなかったから、火憐の姿を描かれたシーンは少なかったけど、それでも見逃しませんよ。偽物語で上の段で月火ちゃんがキスされた、あの例の2段ベッドの下段で、火憐が高校の制服らしき服装で横になっていて、壁にいつもの黄色のジャージが掛っていて、そこら辺に火憐の成長、ファイヤーシスターズの解散? の仄めかしを感じました。
っつーか、容貌について語るなら奴だよね。貝木。
肉を食べろ。牛、牛、豚、鳥、牛、牛、内臓、内臓。
恋物語のラストシーンがアレだったから、原作読者の中でも意見は割れてて、その中の1つには「貝木はアレで死んじゃってて、花に登場した貝木は幽霊だよ」説があるんですわ。だから、アニメでの描写で、そこら辺どうなのか手がかりがあるのではないかと、私はそう思って注目していたのですが、そこんとこが一瞬で全部ぶっ飛んだぐらいの髭と眼鏡。あ、そんなんアリですか? と。でも悔しい、似合ってる。あの容貌からの貝木ストライド素敵過ぎる。
髭と眼鏡と貝木泥舟、うーん……恋物語のひたぎを重ねてしまうのは考え過ぎですかね?
アクションの少ない会話劇を彩る演出。
今回は臥煙遠江の「薬になれなきゃ毒になれ、じゃなきゃあんたはただの水だ」がキーワードになってたのか、水を使った表現が要所要所で見られました。特に最後の1on1のシーンが、コートに水を敷いた状態で始まったのは、実に面白いと感じました。その直前の湧き出てくる水は、駿河の悲しみの感情を表現したものだと受け取りましたが、対決が始まる時にはちゃんとバスケットボールコートになってると思ってたら、まさかそのまま続行で、とはね。
今回は、鬼物語の忍の長台詞よろしく、沼地さんのすっげぇ長い語りがあったので、まさかまた絵巻物とまでは思わなかったけど、って言うかその前にそもそも最初に言わなきゃいけなかっただろうは、アスミスすげぇよ! シリーズ初参戦にしてこれだけの台詞量を言う洗礼を浴びる羽目になって、でも沼地さんの感情の微細な動きが感じ取れる名演技。このキャスティングは難しかっただろうけど、私は全力で拍手を送りたいです。
で、その沼地の長台詞、原作だと「「「「連続の演出のやつ。そこんとこ。駿河の相槌も挟まず、ひたすら原作に忠実に沼地だけずっと語ってるターン。階段やプールや、どこか分かんないところ、病院、ウエダハジメ画、全力を尽くしたアニメーションでした。何か工夫しなきゃ、本当にただ単調になってしまうシーンを、今回も素敵に飾っていただいて、これは美しいなぁと思いながら見ていました。
バスケットコートに帰ってきて、ボールが色々動きを付けてくれる場面は、こんな場面がきっと出てくるとは予想は付いていたけれども、実際に見てみるといいものですね。
神原と沼地のバスケのシーン、このアニメにしては非常に珍しい動きの激しいシーンは、まあ、悪くはないかなって感じ。というか、今までこんな動いたシーンって滅多になかったから、正直まっとうな評価が出来ない。別に違和感は感じなかったから、それなりに十分にバスケバスケ出来てたんじゃないでしょうかね。
バスケットコート、というか体育館は完全に予想外? 予想以上でしたが。何やねん、あの客席。一階部分も壁からせり出してくるとか、ガチな体育館じゃないっすか。収容人数2000人ぐらいないか!? 直江津高校ぱないの! 天井は開閉式だし、マジでぱないの! 二階部分の椅子の青と白で描かれていた「N・H」は「Naoetsu Highschool」かな、多分。
ほらね、まあこんな具合に、22時8分から書き始めたこいつも、ここで23時オーバー。感じたモノは直ぐに記録しないと、ホントもう忘れてしまうんだよね、私は。
肉は熱いうちに、って貝木も言ってたし。
でも、私が思ってたのと、ちょっと違ったなと感じたのも何点かありまして。1つには、神原の「走ろう!」までの間が短すぎる様な気がした事。もう少し悩んだ様子を見せて、でも結局行きつくところは「走ろう!」って読んでいたのだけれども、私の間よりも随分早くアニメでは走り出してた。他には、駿河と沼地が最初に出会った時の、駿河の表情だね。割と唇の端が上がっていて、私が読んだ時の印象とは全然違ってた。もっと複雑な心境で、もっと困惑した表情の駿河が脳内にはいたのですけど、うーん、近いうちにもう一度読み返してみましょう。
読み手として私が成熟、或いは書籍・花物語が熟成したのであれば、今度読んだ時に受ける印象は変わるはずです。って感じの事を今朝、読売の一面広告の短短編で読みました。
しかし、全体的にやはり5話でまとめると、かなり駆け足な印象だったが(神原だけに)、それは仕方ないかな。個人的には、今まで馬鹿馬鹿しいキャラクタだった神原駿河の1人称語りで、実はこんな風に真面目に色々考えて、こんな奴だったんだ、こういう深いキャラクタだったという点が、それが花物語の面白さの一つだと受け取っていたのだけれど、別にそれが削がれたという感触でもなかったかな。原作には入らず、ライトにアニメだけ楽しむ層に対しては、旧友と会って、実はそうなってて、対決して、っていう分かりやすい構造になってて、これでいいのかもしれない。
でも、でもって言うか、話は変わるけど、か。貝木の印象が花→恋と恋→花では全然変わるなぁ、って思った。花の前では偽まで戻るからね。偽物語の貝木って悪意しかないキャラクタだったからね。そこから花で「あれれ?」っていうのを挟んで、恋に繋げるか、それとも恋を先に見て「ほうほう」と思いながら、花を見るのかで、貝木の行動原理が良く分かったり分からなかったりして、もう何が何だか。というか、貝木自身がどうこうというよりも、貝木に対して神原がどう思うか、の部分への感想が原作読者とアニメ層で、結構なずれを生んでいると思う。ひたぎ(と阿良々木)を助けた貝木を見てしまってからの「肉を食え」だと、駿河の「私に優しくするな、私はお前を嫌いでいなきゃいけない」という気持ちへの共感がイマイチではないかと憂いているのですが、どうでしょうね。
あと、あと何か言い残した事はなかったっけ。まあ語ろうと思えば幾らでも行けるんだけど、そうじゃなくて重要なとこだけで。
ああ、思い出した。あの最後の、阿良々木先輩が神原の家に掃除に来た場面。毎回毎回綺麗に並べられてドミノされてた赤い本、あれは阿良々木くんの仕業だったんですね。見事な腕前で。長年の謎が解けました!(……これでいいんだろうか?)
それと車のシーンで、ヶ原さんの18禁毒舌とか、羽川さんを乗せられないの件が省かれていたのは残念でした。残当でしたが。
っと、こんな感じで。
ひょっとして、最後の最後に、続編制作決定の報でもあるんじゃないかと、内心ドキドキしてましたが、さすがにそれはなかったですね。普通にVOFANさんと思しきエンドカードで〆でした。今後にまったり期待しましょう。
全体を振り返ってみると、物語シリーズの今までの魅力は十分に引き継がれたまま、「花」や「水」の表現が多く含まれてその辺が美しかったり、バスケットの「動」のパートが新鮮だったり、とても面白い、素敵な作品だったと思います。
長くなりました。まさかこんなところまで、真剣に読んでいる物好きがいるとも思えませんが、今回はこれにて。
あーあ、夏休みの宿題が読書感想文じゃなくて、アニメ感想文でもいいなら、これで一本書けたのになぁ。なんて。
BS11で見たので、1時間遅れのニコニコではまだ放送中でしょうが、きっとこれを書き終える頃には23時も回ると思うので、構わず感想文を書きます。
というか、ネタバレ要素を考えるならというのと、文章がきっと長くなるであろうことから、「more」の機能を使いますか。初めてですね。今までイマイチ使い方知らなかったから、使わなかったけど。
そんで、感想に入る前に、CM出会った事を「備忘録」として。
9月19日「続・終物語」発売、初回生産には10月発行の新シリーズ「掟上今日子の備忘録」の何かちょっとアレが入ってるそうで。おきてがみきょうこ、相変わらずのネーミングですねぇ。続終は、チラ見だったから詳しい事は忘れたけど、例の575に「育ち続ける」ってあった気がするので、老倉さんの登場があります……かね? 楽しみですね。
あとは9月19日にヒロイン本・神原駿河が同日発売です。
それから9月3日、西尾維新対談集 「本題」が発売。
この秋はいっぱい本が出ますね。
さてさて、花物語ですが、全5話というのは、30分を5本でCMもいっぱい挟みながら2時間半だと思ってたけど、ぎっちぎちに詰めまくって2時間で放送だったんですね。タイトルの「するがデビル 其乃壱」みたいなのは出てたけど、OPとEDは省略されて、最初と最後の1回ずつしか流れなかったのが残念。これは円盤で何回も見るしかないっすね。まあ、今までの奴に例えるならば、猫物語(黒)「つばさファミリー」の時に近い形態でした。
そのOP,EDですが、今までにない新機軸? それとも円盤ではいつも通りになるのかな? いつもならOPがヒロインの歌ですが(貝木もヒロイン)、今回はOPが河野マリナさんのしるし(漢字忘れた)で、あれ? ってなりました。あれ? 駿河……沢城……違っ……おっ、あっこれはアレ、おー、おおー。みたいな。それで代わりにEDが駿河の歌で、歌と映像といずれも、というか両方合わせて、素晴らしいと思いました。
私が一番注目してたのは、各キャラクタの容姿や服装の変化。駿河の神は伸びるし、扇ちゃんは扇くんだし、阿良々木先輩は原作中で「オーケストラの指揮者」とか形容されていましたっけ。それらをどう描いてくれるだろうかと思ってました。駿河や扇くんは概ね予想通りの許容範囲内。阿良々木先輩はまあ、うん、あり。多分その内慣れる。人は何にでも慣れてしまうからね、慣れることにすら慣れてしまうのかも、ってのは、病院坂先輩あたりの台詞だったかな? あとは、細かいところで言うと、火憐ちゃん。電話先でしか登場場面がなかったから、火憐の姿を描かれたシーンは少なかったけど、それでも見逃しませんよ。偽物語で上の段で月火ちゃんがキスされた、あの例の2段ベッドの下段で、火憐が高校の制服らしき服装で横になっていて、壁にいつもの黄色のジャージが掛っていて、そこら辺に火憐の成長、ファイヤーシスターズの解散? の仄めかしを感じました。
っつーか、容貌について語るなら奴だよね。貝木。
肉を食べろ。牛、牛、豚、鳥、牛、牛、内臓、内臓。
恋物語のラストシーンがアレだったから、原作読者の中でも意見は割れてて、その中の1つには「貝木はアレで死んじゃってて、花に登場した貝木は幽霊だよ」説があるんですわ。だから、アニメでの描写で、そこら辺どうなのか手がかりがあるのではないかと、私はそう思って注目していたのですが、そこんとこが一瞬で全部ぶっ飛んだぐらいの髭と眼鏡。あ、そんなんアリですか? と。でも悔しい、似合ってる。あの容貌からの貝木ストライド素敵過ぎる。
髭と眼鏡と貝木泥舟、うーん……恋物語のひたぎを重ねてしまうのは考え過ぎですかね?
アクションの少ない会話劇を彩る演出。
今回は臥煙遠江の「薬になれなきゃ毒になれ、じゃなきゃあんたはただの水だ」がキーワードになってたのか、水を使った表現が要所要所で見られました。特に最後の1on1のシーンが、コートに水を敷いた状態で始まったのは、実に面白いと感じました。その直前の湧き出てくる水は、駿河の悲しみの感情を表現したものだと受け取りましたが、対決が始まる時にはちゃんとバスケットボールコートになってると思ってたら、まさかそのまま続行で、とはね。
今回は、鬼物語の忍の長台詞よろしく、沼地さんのすっげぇ長い語りがあったので、まさかまた絵巻物とまでは思わなかったけど、って言うかその前にそもそも最初に言わなきゃいけなかっただろうは、アスミスすげぇよ! シリーズ初参戦にしてこれだけの台詞量を言う洗礼を浴びる羽目になって、でも沼地さんの感情の微細な動きが感じ取れる名演技。このキャスティングは難しかっただろうけど、私は全力で拍手を送りたいです。
で、その沼地の長台詞、原作だと「「「「連続の演出のやつ。そこんとこ。駿河の相槌も挟まず、ひたすら原作に忠実に沼地だけずっと語ってるターン。階段やプールや、どこか分かんないところ、病院、ウエダハジメ画、全力を尽くしたアニメーションでした。何か工夫しなきゃ、本当にただ単調になってしまうシーンを、今回も素敵に飾っていただいて、これは美しいなぁと思いながら見ていました。
バスケットコートに帰ってきて、ボールが色々動きを付けてくれる場面は、こんな場面がきっと出てくるとは予想は付いていたけれども、実際に見てみるといいものですね。
神原と沼地のバスケのシーン、このアニメにしては非常に珍しい動きの激しいシーンは、まあ、悪くはないかなって感じ。というか、今までこんな動いたシーンって滅多になかったから、正直まっとうな評価が出来ない。別に違和感は感じなかったから、それなりに十分にバスケバスケ出来てたんじゃないでしょうかね。
バスケットコート、というか体育館は完全に予想外? 予想以上でしたが。何やねん、あの客席。一階部分も壁からせり出してくるとか、ガチな体育館じゃないっすか。収容人数2000人ぐらいないか!? 直江津高校ぱないの! 天井は開閉式だし、マジでぱないの! 二階部分の椅子の青と白で描かれていた「N・H」は「Naoetsu Highschool」かな、多分。
ほらね、まあこんな具合に、22時8分から書き始めたこいつも、ここで23時オーバー。感じたモノは直ぐに記録しないと、ホントもう忘れてしまうんだよね、私は。
肉は熱いうちに、って貝木も言ってたし。
でも、私が思ってたのと、ちょっと違ったなと感じたのも何点かありまして。1つには、神原の「走ろう!」までの間が短すぎる様な気がした事。もう少し悩んだ様子を見せて、でも結局行きつくところは「走ろう!」って読んでいたのだけれども、私の間よりも随分早くアニメでは走り出してた。他には、駿河と沼地が最初に出会った時の、駿河の表情だね。割と唇の端が上がっていて、私が読んだ時の印象とは全然違ってた。もっと複雑な心境で、もっと困惑した表情の駿河が脳内にはいたのですけど、うーん、近いうちにもう一度読み返してみましょう。
読み手として私が成熟、或いは書籍・花物語が熟成したのであれば、今度読んだ時に受ける印象は変わるはずです。って感じの事を今朝、読売の一面広告の短短編で読みました。
しかし、全体的にやはり5話でまとめると、かなり駆け足な印象だったが(神原だけに)、それは仕方ないかな。個人的には、今まで馬鹿馬鹿しいキャラクタだった神原駿河の1人称語りで、実はこんな風に真面目に色々考えて、こんな奴だったんだ、こういう深いキャラクタだったという点が、それが花物語の面白さの一つだと受け取っていたのだけれど、別にそれが削がれたという感触でもなかったかな。原作には入らず、ライトにアニメだけ楽しむ層に対しては、旧友と会って、実はそうなってて、対決して、っていう分かりやすい構造になってて、これでいいのかもしれない。
でも、でもって言うか、話は変わるけど、か。貝木の印象が花→恋と恋→花では全然変わるなぁ、って思った。花の前では偽まで戻るからね。偽物語の貝木って悪意しかないキャラクタだったからね。そこから花で「あれれ?」っていうのを挟んで、恋に繋げるか、それとも恋を先に見て「ほうほう」と思いながら、花を見るのかで、貝木の行動原理が良く分かったり分からなかったりして、もう何が何だか。というか、貝木自身がどうこうというよりも、貝木に対して神原がどう思うか、の部分への感想が原作読者とアニメ層で、結構なずれを生んでいると思う。ひたぎ(と阿良々木)を助けた貝木を見てしまってからの「肉を食え」だと、駿河の「私に優しくするな、私はお前を嫌いでいなきゃいけない」という気持ちへの共感がイマイチではないかと憂いているのですが、どうでしょうね。
あと、あと何か言い残した事はなかったっけ。まあ語ろうと思えば幾らでも行けるんだけど、そうじゃなくて重要なとこだけで。
ああ、思い出した。あの最後の、阿良々木先輩が神原の家に掃除に来た場面。毎回毎回綺麗に並べられてドミノされてた赤い本、あれは阿良々木くんの仕業だったんですね。見事な腕前で。長年の謎が解けました!(……これでいいんだろうか?)
それと車のシーンで、ヶ原さんの18禁毒舌とか、羽川さんを乗せられないの件が省かれていたのは残念でした。残当でしたが。
っと、こんな感じで。
ひょっとして、最後の最後に、続編制作決定の報でもあるんじゃないかと、内心ドキドキしてましたが、さすがにそれはなかったですね。普通にVOFANさんと思しきエンドカードで〆でした。今後にまったり期待しましょう。
全体を振り返ってみると、物語シリーズの今までの魅力は十分に引き継がれたまま、「花」や「水」の表現が多く含まれてその辺が美しかったり、バスケットの「動」のパートが新鮮だったり、とても面白い、素敵な作品だったと思います。
長くなりました。まさかこんなところまで、真剣に読んでいる物好きがいるとも思えませんが、今回はこれにて。
あーあ、夏休みの宿題が読書感想文じゃなくて、アニメ感想文でもいいなら、これで一本書けたのになぁ。なんて。
by tomoe-alone
| 2014-08-16 23:41
| 西尾厨