2014年 08月 21日
嘘喰い34巻 |
漫画だって立派な書籍!
本日買ってきましたのは、ヤングジャンプコミックスの「嘘喰い」34巻です。
気がつけば随分と長く続いてきたものです。某ピースとか某亀とか、キチガイに長い漫画のせいで、感覚マヒしかけちゃってますけど、1年に3冊か4冊程度だと考えると10年ですしおすし。
長く続けばいいって話じゃないってのが、今日のこれからお話するかもしれない事。
簡単に「嘘喰い」を説明すると、ギャンブルする漫画。ただ、普通のギャンブル漫画とちょっと違う。
普通のギャンブル漫画はゲームしてお金とか何かとか稼いで、凄い読み合いがあって、おもしれーって感じ。
でもリアルで考えたら、ゲームして勝って儲かったら、帰り道に後ろから怖いお兄ちゃんが出てきて、「ツラかせや」って言われて詰むじゃん。そこんとこを、自分の側も暴力的な後ろ盾とかを準備したうえで、ちゃんとゲームにも勝つ! そんな感じなのが、この「嘘喰い」。
ま、上手く伝わらんけどね。一言で言えばバトルものとギャンブルものの融合ですわ。
31巻から「プロトポロス」編。
勝負場所は、PC用ゲーム、MMORPG「プロトポロス」(架空のゲーム)をリアルな世界の島で作っちゃったっていう所。そんなキチガイな舞台で、主人公と敵が4人ずつの協力者を連れて、3国を統一してプロトポロスをクリアした方が勝ちっていう話。
この34巻は、その協力者カジとフロイドが、互いの島追放をかけて「矛盾遊戯」なるゲームで戦うストーリー。
30巻で上手く区切って、31巻からプロトポロス編にしたように、おそらくこの34巻もコミックスにした時に丁度いい収まりになる様に計算されたものだと思う。
「矛盾遊戯」の最初から最後まで、この1冊に綺麗に収まっている。
ヤンジャンで読んでた時は、相当中身の濃い闘いだと思えたけれども、それが10話程度で決まってたって事に驚きました。メリハリって言うか、瞬間最大風速みたいなものが素晴らしいです、この漫画は。と思います。
そんで「矛盾遊戯」とは、片方が矛、片方が盾を選んでしばき合う、世間で言うところの「叩いて被ってじゃんけんポン」です。
矛はスタンガン、日本刀、拳銃。盾は木、ゴム、鉄。これを互いのプレーヤーは1つずつ選んで、互いにせーのでお金を出して、高値を付けた方が攻撃。3回ワンセットで。
これを「勝負がつくまで」行う。
こういうキチガイな勝負。
ただの「叩いて被ってじゃんけんポン」を、ここまで駆け引きのあって命の危険があるスリリングなゲームに仕上げた作者は凄いと思う。
他には、ババ抜きや7ポーカー、ストップウォッチの時間当てなど、シンプルなゲームを絶妙な心理戦、イカサマ合戦に持ち込む手腕が、この漫画、この作者の凄さ。
さてさて、果たしてこの矛盾遊戯、どうなるのか。そこんとこは伏せるが趣って奴でしょうかね。
大変面白い1冊でした。
本日買ってきましたのは、ヤングジャンプコミックスの「嘘喰い」34巻です。
気がつけば随分と長く続いてきたものです。某ピースとか某亀とか、キチガイに長い漫画のせいで、感覚マヒしかけちゃってますけど、1年に3冊か4冊程度だと考えると10年ですしおすし。
長く続けばいいって話じゃないってのが、今日のこれからお話するかもしれない事。
簡単に「嘘喰い」を説明すると、ギャンブルする漫画。ただ、普通のギャンブル漫画とちょっと違う。
普通のギャンブル漫画はゲームしてお金とか何かとか稼いで、凄い読み合いがあって、おもしれーって感じ。
でもリアルで考えたら、ゲームして勝って儲かったら、帰り道に後ろから怖いお兄ちゃんが出てきて、「ツラかせや」って言われて詰むじゃん。そこんとこを、自分の側も暴力的な後ろ盾とかを準備したうえで、ちゃんとゲームにも勝つ! そんな感じなのが、この「嘘喰い」。
ま、上手く伝わらんけどね。一言で言えばバトルものとギャンブルものの融合ですわ。
31巻から「プロトポロス」編。
勝負場所は、PC用ゲーム、MMORPG「プロトポロス」(架空のゲーム)をリアルな世界の島で作っちゃったっていう所。そんなキチガイな舞台で、主人公と敵が4人ずつの協力者を連れて、3国を統一してプロトポロスをクリアした方が勝ちっていう話。
この34巻は、その協力者カジとフロイドが、互いの島追放をかけて「矛盾遊戯」なるゲームで戦うストーリー。
30巻で上手く区切って、31巻からプロトポロス編にしたように、おそらくこの34巻もコミックスにした時に丁度いい収まりになる様に計算されたものだと思う。
「矛盾遊戯」の最初から最後まで、この1冊に綺麗に収まっている。
ヤンジャンで読んでた時は、相当中身の濃い闘いだと思えたけれども、それが10話程度で決まってたって事に驚きました。メリハリって言うか、瞬間最大風速みたいなものが素晴らしいです、この漫画は。と思います。
そんで「矛盾遊戯」とは、片方が矛、片方が盾を選んでしばき合う、世間で言うところの「叩いて被ってじゃんけんポン」です。
矛はスタンガン、日本刀、拳銃。盾は木、ゴム、鉄。これを互いのプレーヤーは1つずつ選んで、互いにせーのでお金を出して、高値を付けた方が攻撃。3回ワンセットで。
これを「勝負がつくまで」行う。
こういうキチガイな勝負。
ただの「叩いて被ってじゃんけんポン」を、ここまで駆け引きのあって命の危険があるスリリングなゲームに仕上げた作者は凄いと思う。
他には、ババ抜きや7ポーカー、ストップウォッチの時間当てなど、シンプルなゲームを絶妙な心理戦、イカサマ合戦に持ち込む手腕が、この漫画、この作者の凄さ。
さてさて、果たしてこの矛盾遊戯、どうなるのか。そこんとこは伏せるが趣って奴でしょうかね。
大変面白い1冊でした。
by tomoe-alone
| 2014-08-21 23:11
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