2014年 11月 07日
弱点保険カイリュー調整案 |
新カテゴリ、飛行統一PTあるいは飛行ポケモンの型・調整を考えるのコーナー。
私も自信はそもそもなくて、いい調整や構築を考えれるかは分かりませんが、取り敢えず自分の試行錯誤をログとして残していこうという記事にしようと思います。
そしてその第1回目で取り扱うのは弱点保険カイリュー。
今まで「無限ビビヨン」や「ふわらいおん」といった、ねちねち戦う型ばかりで勝ち星を稼いでいたので、そろそろ「正面から殴り合って勝てるパーティーを作ろう」というテーマに向き合った結果、カイリュー、霊獣ランド、メガリザYなどの強ポケにたどり着いた次第です。という訳でカイリュー。
カイリューと言えば、他に鉢巻、ラム、珠、ゴーグルなどが考えられますが、今回は弱保型について。
今回考えた配分
・カイリュー:陽気 H196 A52 B12 D60 S188 @弱点保険
特性:マルチスケイル 技:逆鱗、神速、竜の舞、地震
技構成は逆鱗、神速、竜舞までは確定でいいでしょう。残り一枠はPTと要相談だが、ほとんど地震or炎のパンチの2択で、他に一応、馬鹿力、アイアンテール、雷パンチ、大文字などもあり得る事はあり得ますかね。
以下、長くなったので折りたたみ。
【調整先】
・HB:陽気A252カイリューの鉢巻逆鱗確定耐え(マルスケ込み)
・HD:臆病C252ゲッコウガの珠冷B確定耐え(マルスケ込み)
・S:最速70族抜き抜き(71族=メガバンギ抜き)、1舞後130族抜き
・A:あまり
●HB
悩ましいのですが、鉢巻カイリューの逆鱗耐えまで持って行きました。
陽気A252鉢巻ガブリアスの逆鱗までなら、「H196 B0」で確定で耐えます。
他に耐えるものや耐えないもの↓
△陽気A252オノノクスの鉢巻逆鱗:8/16の乱数1発
○意地張A252マリルリの鉢巻じゃれつく:確定耐え
○意地張A252メガクチートのじゃれつく:確定耐え
○陽気A252マニューラのつらら落とし(持ち物なし):確定耐え
△同マニューラの珠冷凍パンチ:2/16の乱数1発
△同マニューラの珠つらら落とし:13/16の乱数1発
×マンムー→つららばり:論外
意地張は↑補正なら何でも同じ、便宜的にそう書いただけ。
物理の弱点では、竜は鉢巻オノノクス、氷は珠マニュまで行くと危ないようです。妖は積まれてなければ大丈夫。
効率よく「○○耐え」を考えた結果、特に予期せずして「H:16n-1(191)」になっているけれど、正直な話、定数ダメージでマルスケが潰れたら何でも同じなので、カイリューにおいては意味が薄い。
●HD
飛行統一の天敵の中の1匹、珠ゲッコウガの冷凍ビームを確定で耐えるラインは譲れません。ゲッコウガの冷Bまで耐えれば、電気ポケモンの多くが持つ、めざパ氷は考える必要はないでしょう(ないよね?)。
特殊技弱体化の恩恵を受けて、この配分で「臆病C252ラティオスの眼鏡流星群耐え」が出来ます(威力140だとD108振り必要だった)。
他に耐えるものや耐えないもの↓
△控え目C252サザンドラの眼鏡流星群:4/16の乱数1発
○控え目C252ニンフィアの眼鏡ハイパーボイス(スキン):確定耐え
○控え目C252メガサーナイトのハイパーボイス(スキン):確定耐え
△控え目C252グレイシアの冷凍ビーム(持ち物なし):確定耐え→プレート以上で確定1発
△控え目C252ユキノオーの吹雪(持ち物なし):確定耐え(上から乱数2つは霰ダメージで落ちる)→プレート以上で吹雪+霰ダメで落ちる
×冷静C252メガユキノオーの吹雪:確定1発
竜は眼鏡ヤザンまでいかないと1発では無理。妖方面は耐えるけど、アイアンテールがないと耐えたところでどうすんだとなりかねない。氷はグレイシア(氷特殊C最高:メガ、伝説除く)でも持ち物補正がなければギリギリ耐える。素吹雪は知らん。ノオーは霰でマルスケが潰れるそもそも……と言うお話。
竜ミラーには非常に強く、妖精と氷はPTと技構成と相談する感じで。当然だけど、氷タイプの冷凍Bかフリーズドライの後に飛んでくる氷の礫には警戒を。フリーザーやラプラスは冷凍ビームではなく、フリーズドライの採用が増えたので、飛行統一的には純粋に威力が20落ちてくれて助かります(ただしギャラドスなどを除く)
●S
陽気で↑補正をかけると、無振りで110、252振りで145まで。今回は188振りで実数値136。
最速70族抜き抜きですが、具体的にどの辺りがいるかと言うと、ニョロトノ、パルシェン、キノガッサ、メタグロス、キリキザン、メガバンギ(71族)などですかね。特にキノガッサは、いつの時代でも抜いておく価値があるかと思います。また、スカーフニョロトノを1舞で抜けるのも大きそう。
他に準速ホルード、準速(メガ)カメックス、準速80族(カイリュー、チルタリス、ヌメルゴン、バナ、シャンデラ)、準速ギャラドス、HC振りFCロトムなど。無振り100族(HAメガル)なんかも抜いてます。
準速85族が抜けてないのが若干気がかりですが、そこまで回す数字が無いのが現実。ニドキング、フリーザー、スイクン、キングドラ、と少々気になるメンバーなので注意。
1舞後は130族抜きまでです。実数値で204。
122族のゲッコウガ、123族のオンバーンは絶対として、その上にもマニュ、ダース、プテラ、メガゲンなど気になるのがいるので、ここまでまとめて抜きたい。
135族(実数値205)のメガライボルトを抜くためには、S204振りが必要。ライボのめざパ氷がマルスケなしで71.2%~83.7%、カイリューからはランク±0神速が33.7%~40%(1舞+威嚇想定)、ランク±0地震が84.1%~99.3%、ランク-1地震が55.1%~66.2%、またメガ進化ターンはS105族などを考えると、抜かなくても戦えると判断しました。あと数字が足りない。
PTによっては、メガライボまで抜いておくようにすると(S204振り)、上述の準速85族もちょうど抜けます。「70族抜き抜き」は調整先になりやすいので、同速を避ける意味でそこまで振るのも考えられます。
最悪マンムーと同速になる極振りも一案。
●A
余った52を振って、実数値161。誤解を恐れず言いますが、ちょっと淋しい。
この記事を書くにあたって、事前に調整の書かれたブログを幾つか見たのですが、私の「A52振り」はその中でも最小の数字。大体68とか80、或いはもっとたくさん振ってました。もし少しでも捻出するのなら、HBを鉢巻ガブまでにして(12)、バンギは砂でマルスケ潰れるからメガバンギを切ってS実数値1落として(8)、それで68振りまでは持っていけるかと思います。
実際にこの火力でどうなのかは、もう少し使ってみて、よく対面する敵をもう一度メモってって、ダメージ量をしっかり計算してみる必要があるかもしれません。本当に火力不足なら、耐久を「最高乱数以外耐え」にもっていくとか考え直します。
あまり対面しない敵を書くのはセンスレスですし、対面する相手によって1舞、弱保、弱保1舞など、条件が変わってくるので、具体的なダメージ計算はもう少し考えて、戦ってみてからにしようと思います(環境もORASで変わるし)。
以上、取り敢えず初回の飛行タイプを考えるの回、弱点保険カイリューでした。
弱点保険持ちは一度攻撃を受けるもの、との考えから、がっつり耐久に振った型になりました。当然ですが弱保カイリューは有名なので、相手もマルスケ潰しに弱点以外の攻撃を、敢えて打ってくる事が考えられます。もちろん鬼火も怖い。そういう点においては鉢巻、ラムの方が勝っちゃう気もしますが、何しろ発動するまで持ち物は分からないので、そこも含めてプレイングで上手く回していきましょう。
また、追記する点、変更などがあった場合はその旨を添えた上で、記事を浮上させる予定です。
私も自信はそもそもなくて、いい調整や構築を考えれるかは分かりませんが、取り敢えず自分の試行錯誤をログとして残していこうという記事にしようと思います。
そしてその第1回目で取り扱うのは弱点保険カイリュー。
今まで「無限ビビヨン」や「ふわらいおん」といった、ねちねち戦う型ばかりで勝ち星を稼いでいたので、そろそろ「正面から殴り合って勝てるパーティーを作ろう」というテーマに向き合った結果、カイリュー、霊獣ランド、メガリザYなどの強ポケにたどり着いた次第です。という訳でカイリュー。
カイリューと言えば、他に鉢巻、ラム、珠、ゴーグルなどが考えられますが、今回は弱保型について。
今回考えた配分
・カイリュー:陽気 H196 A52 B12 D60 S188 @弱点保険
特性:マルチスケイル 技:逆鱗、神速、竜の舞、地震
技構成は逆鱗、神速、竜舞までは確定でいいでしょう。残り一枠はPTと要相談だが、ほとんど地震or炎のパンチの2択で、他に一応、馬鹿力、アイアンテール、雷パンチ、大文字などもあり得る事はあり得ますかね。
以下、長くなったので折りたたみ。
【調整先】
・HB:陽気A252カイリューの鉢巻逆鱗確定耐え(マルスケ込み)
・HD:臆病C252ゲッコウガの珠冷B確定耐え(マルスケ込み)
・S:最速70族抜き抜き(71族=メガバンギ抜き)、1舞後130族抜き
・A:あまり
●HB
悩ましいのですが、鉢巻カイリューの逆鱗耐えまで持って行きました。
陽気A252鉢巻ガブリアスの逆鱗までなら、「H196 B0」で確定で耐えます。
他に耐えるものや耐えないもの↓
△陽気A252オノノクスの鉢巻逆鱗:8/16の乱数1発
○意地張A252マリルリの鉢巻じゃれつく:確定耐え
○意地張A252メガクチートのじゃれつく:確定耐え
○陽気A252マニューラのつらら落とし(持ち物なし):確定耐え
△同マニューラの珠冷凍パンチ:2/16の乱数1発
△同マニューラの珠つらら落とし:13/16の乱数1発
×マンムー→つららばり:論外
意地張は↑補正なら何でも同じ、便宜的にそう書いただけ。
物理の弱点では、竜は鉢巻オノノクス、氷は珠マニュまで行くと危ないようです。妖は積まれてなければ大丈夫。
効率よく「○○耐え」を考えた結果、特に予期せずして「H:16n-1(191)」になっているけれど、正直な話、定数ダメージでマルスケが潰れたら何でも同じなので、カイリューにおいては意味が薄い。
●HD
飛行統一の天敵の中の1匹、珠ゲッコウガの冷凍ビームを確定で耐えるラインは譲れません。ゲッコウガの冷Bまで耐えれば、電気ポケモンの多くが持つ、めざパ氷は考える必要はないでしょう(ないよね?)。
特殊技弱体化の恩恵を受けて、この配分で「臆病C252ラティオスの眼鏡流星群耐え」が出来ます(威力140だとD108振り必要だった)。
他に耐えるものや耐えないもの↓
△控え目C252サザンドラの眼鏡流星群:4/16の乱数1発
○控え目C252ニンフィアの眼鏡ハイパーボイス(スキン):確定耐え
○控え目C252メガサーナイトのハイパーボイス(スキン):確定耐え
△控え目C252グレイシアの冷凍ビーム(持ち物なし):確定耐え→プレート以上で確定1発
△控え目C252ユキノオーの吹雪(持ち物なし):確定耐え(上から乱数2つは霰ダメージで落ちる)→プレート以上で吹雪+霰ダメで落ちる
×冷静C252メガユキノオーの吹雪:確定1発
竜は眼鏡ヤザンまでいかないと1発では無理。妖方面は耐えるけど、アイアンテールがないと耐えたところでどうすんだとなりかねない。氷はグレイシア(氷特殊C最高:メガ、伝説除く)でも持ち物補正がなければギリギリ耐える。素吹雪は知らん。ノオーは霰でマルスケが潰れるそもそも……と言うお話。
竜ミラーには非常に強く、妖精と氷はPTと技構成と相談する感じで。当然だけど、氷タイプの冷凍Bかフリーズドライの後に飛んでくる氷の礫には警戒を。フリーザーやラプラスは冷凍ビームではなく、フリーズドライの採用が増えたので、飛行統一的には純粋に威力が20落ちてくれて助かります(ただしギャラドスなどを除く)
●S
陽気で↑補正をかけると、無振りで110、252振りで145まで。今回は188振りで実数値136。
最速70族抜き抜きですが、具体的にどの辺りがいるかと言うと、ニョロトノ、パルシェン、キノガッサ、メタグロス、キリキザン、メガバンギ(71族)などですかね。特にキノガッサは、いつの時代でも抜いておく価値があるかと思います。また、スカーフニョロトノを1舞で抜けるのも大きそう。
他に準速ホルード、準速(メガ)カメックス、準速80族(カイリュー、チルタリス、ヌメルゴン、バナ、シャンデラ)、準速ギャラドス、HC振りFCロトムなど。無振り100族(HAメガル)なんかも抜いてます。
準速85族が抜けてないのが若干気がかりですが、そこまで回す数字が無いのが現実。ニドキング、フリーザー、スイクン、キングドラ、と少々気になるメンバーなので注意。
1舞後は130族抜きまでです。実数値で204。
122族のゲッコウガ、123族のオンバーンは絶対として、その上にもマニュ、ダース、プテラ、メガゲンなど気になるのがいるので、ここまでまとめて抜きたい。
135族(実数値205)のメガライボルトを抜くためには、S204振りが必要。ライボのめざパ氷がマルスケなしで71.2%~83.7%、カイリューからはランク±0神速が33.7%~40%(1舞+威嚇想定)、ランク±0地震が84.1%~99.3%、ランク-1地震が55.1%~66.2%、またメガ進化ターンはS105族などを考えると、抜かなくても戦えると判断しました。あと数字が足りない。
PTによっては、メガライボまで抜いておくようにすると(S204振り)、上述の準速85族もちょうど抜けます。「70族抜き抜き」は調整先になりやすいので、同速を避ける意味でそこまで振るのも考えられます。
最悪マンムーと同速になる極振りも一案。
●A
余った52を振って、実数値161。誤解を恐れず言いますが、ちょっと淋しい。
この記事を書くにあたって、事前に調整の書かれたブログを幾つか見たのですが、私の「A52振り」はその中でも最小の数字。大体68とか80、或いはもっとたくさん振ってました。もし少しでも捻出するのなら、HBを鉢巻ガブまでにして(12)、バンギは砂でマルスケ潰れるからメガバンギを切ってS実数値1落として(8)、それで68振りまでは持っていけるかと思います。
実際にこの火力でどうなのかは、もう少し使ってみて、よく対面する敵をもう一度メモってって、ダメージ量をしっかり計算してみる必要があるかもしれません。本当に火力不足なら、耐久を「最高乱数以外耐え」にもっていくとか考え直します。
あまり対面しない敵を書くのはセンスレスですし、対面する相手によって1舞、弱保、弱保1舞など、条件が変わってくるので、具体的なダメージ計算はもう少し考えて、戦ってみてからにしようと思います(環境もORASで変わるし)。
以上、取り敢えず初回の飛行タイプを考えるの回、弱点保険カイリューでした。
弱点保険持ちは一度攻撃を受けるもの、との考えから、がっつり耐久に振った型になりました。当然ですが弱保カイリューは有名なので、相手もマルスケ潰しに弱点以外の攻撃を、敢えて打ってくる事が考えられます。もちろん鬼火も怖い。そういう点においては鉢巻、ラムの方が勝っちゃう気もしますが、何しろ発動するまで持ち物は分からないので、そこも含めてプレイングで上手く回していきましょう。
また、追記する点、変更などがあった場合はその旨を添えた上で、記事を浮上させる予定です。
by tomoe-alone
| 2014-11-07 02:49
| ポケモン・飛行