2016年 01月 28日
終物語OP「mathemagics」歌詞解読 |
終物語「そだちリドル」のOP曲「mathemagics」の歌詞について。
まず、私が耳コピった日本語表現の歌詞がこちら。必要分だけ。
DVD or Blu-ray「終物語②」の特典ディスクに収録されている「mathemagics」ですが、付属のブックレットに書かれている歌詞は数字で表現されています。
同CDに入っている「あとがたり」に依ると、解読が出来るような雰囲気だったので挑戦しました。
まず、私が耳コピった日本語表現の歌詞がこちら。必要分だけ。
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(1番)
ずっと分かっていた
言葉は嘘ばかり
簡単に忘れる
不確かで曖昧なもの
真実も捩じ伏せてく
魔法に逃げ込んで
太陽も消えた夏
一人きりで私が
導き出した答え
それは君だった
見つけたの
誰よりも正しいはずの答えを
(中略)
(ラスサビ)
魔法が解ける前に
もう一度だけ笑って
太陽も消えた夏
一人きりで私が
導き出した答え
それは君だった
見つけたの
見つけたと
思ったの
誰よりも正しいはずの答えを
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ここに当てはまると思われる数字表現の歌詞部分は……
(1番)
2621202015 230111012020052001
111520150201 = 211915020111011809
11011420011414092301192118051821 06212001190809110104050109130109140113151415
1908091410092019211315140510090621190520051121
13010815211409140907051115140405
200109251521131511090520011401201921
11809110918090405 230120011908090701
1309030809020911094011908092001 1115200105
=
110913090401202001
1309201921110520011415
04011805251518091315 2001040119080909080126211415 11152001052315
(中略)
(ラスサビ)
13010815210712015110518211301051409
131521 1041504011105 23011801202005
200109251521131511090520011401201921
11809110918090405 230120011908090701
1309030809020911094011908092001 1115200105
=
110913090401202001
1309201921110520011415
1309201921110520012015
1513152020011415
04011805251518091315 2001040119080909080126211415 11152001052315
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繰り返している部分と、1サビとラスサビの差分に注目したいですね。
自力で解きたい方はここで止まってくださいね。それぞれをメモ帳にでもコピって眺めてみるのもいいと思います。
以下ネタバレ防止用のため暫く余白。
ヒント。1301200805130107090319。
大丈夫ですかね?
ここまで読まれた方は自分では解かれないという事で、ばらしていきますので。
それでもザッと見に来て答えだけ知って満足されるのが嫌なので、フォントのサイズや色はいじらずに、単調に見にくそうな構成にしておきます。
説明は雑になりますけど、適当に脳内補完してください。
まず気になる数字詩の中の「=」について。
サビと1番の2行目に使われていますが、近い部分の日本語詩を見ると
「それは君だった」「言葉は嘘ばかり」というフレーズが当てはまりそうで、それぞれ「それ=君だった」「言葉=嘘ばかり」という事だと推測できます。
すると、
「言葉=嘘ばかり」
→「111520150201 = 211915020111011809」
なので、前半が「ことば」、後半が「うそばかり」ですね。
数えてみると、ことば→12桁、うそばかり→18桁。数字から仮名表記への直接的な変換では無いようです。
では次に、ラスサビの
「見つけたの」→「1309201921110520011415」
「見つけたと」→「1309201921110520012015」
に目をつけましょう。ま、こっちが普通先に気になるんでしょうが。
差分から
「の」→「1415」、「と」→「2015」
となります。
(実は2回目の「見つけたと」を最初は「見つけたの」の繰り返しだと聞き取りをミスっていて、何で違うのか凄く悩みました。閑話休題)
「言葉は嘘ばかり」で1文字当たりの桁数が合わなかったは気になりますが、「と」=「2015」という仮説を検証するために歌詞全体から「2015」を探します。
というか、ド頭にありました。
「ずっ【と】分かっていた」→「262120【2015】 230111012020052001」
「ずっと」→「2621202015」?
20の繰り返しが気になりますね。
そこで、まあこの辺は閃きと検証の繰り返しになるんですが、
「と」→「to」→「2015」
「ずっと」→「z u t t o」→「26 21 20 20 15」
というアイデアに至りました。
アルファベットの数は26。つまりzは26番目の数字、どうやら捕まえたようです。
【法則】
【a=01,b=02,c=03,d=04......y=25,z=26】
先ほど「ことば(12桁)=うそばかり(18桁)」が引っかかった点は、「うそ」の「う」が2桁で表記できるためだったのですね。
また、数字詩の中に0,1が多かったり、似たような文字列が何箇所かに見られたのも、こういう事であれば納得できます。
1301200805130107090319(mathemagics)の歌詞に関して、以上です。
なお、上記の日本語詩はあくまで耳コピのままなので、若干実際の歌詞と違う部分があるかもしれませんので、ご了承を。
ここまでありがとうございました。
by tomoe-alone
| 2016-01-28 23:00
| 西尾維新