2017年 01月 22日
西野の絵本に関するアレ……ではない部分のどうでもいい話 |
キングコング西野が自作の絵本を無料公開して、「お金の奴隷解放宣言」とか言って巷では様々な意見が飛び交っているわけですが、今その世間的に問題視されていたり、炎上している根底にある部分とは別の意見を少しだけ。
あ、ちなみに、私は個人的にですけれども、この「お金の奴隷解放宣言」という言葉が全然意味わからなくて困っています。「お口チャックマン」ぐらいよく分からないです。
閑話休題。
自分、本を読んでいる最中に、その作者が頭の中に出しゃばってくる作品ってどうしても読めないんですよ。
西野さんに限らず、例えば一番アレな例で言うと、たかじんさんの件など日常的に燃えている印象の強い百田尚樹の本とか。あとはクイズ番組に常識人枠? 知識人枠で出演している類の、室井佑月とか石田衣良みたいな人の本とか。
西野の絵本ね、アレも多分もうこうなってしまっては読めないんだろうなと、いい作品なのかもしれないけれども、残念だと思う事にしておきます。
じゃあ作家はTV出るなとか、ワイドショー賑わすなとか、そういう話かって言うと、別にそうシンプルにそうだとも言い切れなくて、私の場合はこれも一例をあげると、ピース又吉の書籍なら大丈夫なんです。読書中に又吉が脳内に無駄に出しゃばってこないんです。或いは、るろうに剣心を読んでいる時に、和月先生の謹賀新年がよぎる事もないんです。
線引きは自分の中であるんだけれども、上手く表現できないので、その辺は伝われと祈るだけで、もしくは伝わらなくてもいいから言わせてくれと書くだけです。
西野は今回の騒動以前から、割とラインオーバーしてる側だったんですけど、この一件を以って絶対にこっち側には戻ってこれない作家さんになっちゃったかなって感じです。
西野の描く本(描いてないらしいけど)の事を好きな本好きな人もきっといるんだろうけれど、その人たちと交わる事はこの先ないんですね。残念です。
はい、炎上の本質には全然関係ないけど、これだけ。
by tomoe-alone
| 2017-01-22 19:59
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