2015年 03月 30日
自分で過去記事を読みかえしてみた |
どうせ昨日も今日も独りだし暇だったので、西尾カテゴリの過去記事を、一通り自分で読んでみました。
気になったポイントが幾つか。
●誤字脱字はどうしてもある。
どれだけ気を付けた記事でも、長いものには大抵1つ以上の誤字がある。感想や構築を書くときは長くなりがちなので、いつもチェックしているはずだけれど、それでも見逃すからどうしようもない。具体的には、人間ノックの1話の感想で「ライフルが襲い来る」のところが「遅い来る」になっていた、などなど。ただし、この「遅い来る」だけは、「仲間が来るのが遅れたからライフルに気付かれた」という内容と妙にマッチしていて、わざと字を変えたのか悩んだが、そんな訳もなくて直ちに修正した。これからも独りで暇な時は校正作業を出来たらいいなと思う。
●「ですます調」と「である」調が入り乱れる。
これに関しては、この記事でも既にやってしまっている。冒頭の一行目が「ですます」だったのに、今気付いた。語尾をどうしているかは、一応考えながら書いているつもりで、「揃っていないな」と分かった上で、敢えて放置している事もあるのだけれど、きっとちゃんと揃えた方がいいのだろうと思う。思います。
●読み辛い、その上、本当に書きたい事は後ろの方に持って行く癖があるようだ。
いつか書いたつもりだが、「読み辛いのは仕様で、晒すのも恥ずかしいぼっちの戯言なんか、別に誰かに読んでもらわなくてもいい」という考えのもと、本気であればある程、敢えて見にくいレイアウトにしてある気がする。その上で、「ここまで読んだ人にだけ伝えます」と言いたげな本題が、最終盤部分に置いてあったりする。どれだけ読んでほしくないんだよ。一応は、最初は自分のための備忘録のような目的意識でやっていたので、今のスタイルでいいとも思っている。
●文章の癖。
具体的に指摘すると紙幅が足りなくなるが、自分の文章の癖に気付いた。時間をおいて、冷静になってみてから読みかえすと良く分かる。2点だけ挙げておくと、まず一つの文章がやたら長くなりがちな事。これは前述の「読み辛さ」の演出という意味もあるので、セルフジャッジでは分からないが、途中で区切る事も出来る文章をひたすら接続詞で繋いで、こんな感じで二行、三行と、平気でだらだらと「。」がやって来ない文字列が散見され、一息で句点まで読もうとすると自分でもしんどい。そして2つ目に、【――だと思う。まあ――だが。】の流れの多さ。このような文章になるのは、行き当たりばったりで書いている証拠のようなものだ。考えが整理できていないから、「こう思う、でもこうも思う、それもそうだけどね」という感じで、感想を羅列した時に、言いたい事がまとめ切れない。一文目を書きだした時の気持ちと、書き終えそうな時に何かを思い出した時の気持ちが、むしろ逆だったりもするからだと思う。まあ、それでも別にかまわないと思うけれど。それぐらいなら別にいが、たまに(しょっちゅう?)書き方が悪いものもある。連なる語句が、並列なのか、前が後ろを修飾しているのか、分からない点があるのは、取り敢えずこれからは直していきたいと思った最初のポイント。
●作品やあとがきの内容を混ぜたりする。
むしろ積極的に引用したがる。露骨に「まあ安心院さんに言わせれば、どっちでも同じ事だと言われそうだけどね」と表現する事もあれば(ここにも【――だが。】の癖)、物語シリーズの感想で「その時に【きちんと】まとまるでしょう」と、さりげなく語句を使わせてもらう事もある。前者は分かりやすいからいい。後者は、これが「引っかけて使っている言葉だ」と伝わる人にはニヤけて欲しくて、伝わらない人に対しては自分の手柄にしてしまおう……なんて酷い打算があったりする。一番ニヤニヤするのは将来読みかえす自分だ。痛い。
●ちょいちょい嘘付きだ。
狙ってやっているのだけど、何気ないところで意味なく嘘を吐く。球磨川先輩みたいに大嘘吐きか、ロリ先輩のように嘘吐き村の住人かで、全部言ってる事がアテにならないなら、対処の仕様があるかもしれないけど、私の場合は虚実織り交ぜるから性質が悪い。あるいは、半分ぐらい盛っているが本音の方向性は一緒だったり、とにかくひたすら、どこから誰までが本当なのか分からない書き方を好んでいるようだ。これも例示すると、人間ノックのコミカライズの時に、三十三間堂三振の大活躍。嘘だ。熱戦が繰り広げられたかのような口ぶりだったが、実際には瞬殺されている。でもオリジナルキャラクタを出してくれた事を喜んでいたのは本当だし、花撒小鹿の方は活躍してたのも本当。原作からの改変にそこそこ同意していたのも本音。でもノイズ、白鷺、平戸ロイヤルが凄かったみたいに書いたのは嘘。この場合は、実際に人間ノックを読んだ人以外に、平戸ロイヤルあたりの位置づけが分かっている人に伝わるギミックにしたかったようだ。でもまだ、これは意味のある嘘。どうしようもないのは、寝て起きたら第一話の内容なんか忘れたので……とか、本当に無駄な、意味のない嘘。何というか、そのふわふわして掴みどころを与えない印象でも与えたいのかな?
●ボキャブラリーの少なさが目立つ。
どうにかしたいけど、どうしようもない、最大の短所。毎回同じような言葉を使い回していて、自分で見ていて腹が立つ。もっと国語? いや、日本語か、日本語が上手くなりたい。「だが、だが、だが」の連続とか、文末が全部「……だと思った」だったとか、そんなのを読みかえすと、味気なくてつまらない奴だなと想う。誉め言葉が出てこないのも深刻だ。小説を読んで、或いは漫画やアニメを見て、「これは凄い」「面白い」と感じた点を、どう凄くて何が面白いのか、アウトプットする段階で言葉に詰まる。自分の中では湧き出ている思いを、言葉に上手く出来ないもどかしさ。ま、ぼっちだから仕方ないね。人に伝える必要なんてなかったのだから。
●まとめ方が下手すぎる。
以上。
by tomoe-alone
| 2015-03-30 21:49
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